体幹の動きに目を向けてみる。 (肩関節障害シリーズA)          

20031122日  花田

 

肩の動作の際に体の動きを注意深く観察してみると、同時に体幹も側屈・回旋など動いている事がわかる。「肩甲上腕関節と肩甲骨に付着する筋だけではなく、もっと体幹の筋にも注目する必要があるのではないか」と考えてみた。

 

高い場所の物を取ろうとする時、肩だけでなく同側のいわゆる脇腹を伸ばすように意識すると、最も手の位置が高く上がる。これは肩だけの動きにつま先立ちを加えた動作よりも高い(側屈)。

そこで主な体幹の側屈作用のある筋に注目してみると先ず腹斜筋が挙げられる。

 

 

 

 

 

 

 

側屈           側方回旋

 

肩の外転には反対側体幹の側屈

内転には同側体幹の側屈etc.

 

腸腰肋筋や大腰筋,腰方形筋の方が側屈作用は大きいかもしれない。

 

 

実際の症例で肩関節機能改善に限界がある場合、体幹の動作で代用が効く事もあるのではないだろうか。体幹=胴体が固い場合は柔軟性を取り戻す事を狙う事もできるし、胴体の動きを意識する人少ないと多いと思われるので、意識付けの指導を行うという方法もあると感じる。

 

まだ動きの把握が全然足りない。勉強の必要があると痛感している。