腹の反応 つづき

はなだ

前回と同じような内容ですが、今回も腹について。

按腹刺激によって現われる体の反応・変化から、比較的簡単に感じられるものなど。

ただし表現が非常に難しいので、文章で伝えきれない面がある事を初めに断っておく。

 

◆ 按腹の反応確認としてのツボ

 

周知の事だが、精神的ストレス状態による症状は末端の緊張が特徴的。

頭部や膝下胆経、肘先三焦経などがあるが、感じやすいのは前脛骨筋領域。

このような末端緊張への直な刺激でスッキリとれてしまう場合は楽といえば楽。

 

しかし、按じたり圧したりしても弾かれてしまったり、鈍い反応しか得られない時は多い。

受け手の反応も「何も感じない」から「指が当たっているのはわかるけど入ってこない」など。

一言で「手応えなし」 押しても捏ねても、せいぜいモヤモヤとした状態になる位。

 

腹を治療してみる・・・

 

●のライン・エリアに限定して、その後に確認してみるとわかりやすい。

だいたい●の固さが変化してくる(刺激をいれる)と、下肢も入るようになり、

受け手も刺激変化を感じるようになる事例あり。

腹に関しては先ずは水平垂直に主に○○を探る。

 

 

背中や肩こりなどの症状をとるために下肢の治療(そこの固さをとる)を目的としていた一面がある。

症状が強い場合や脛が固すぎる場合は、そこへの執着は意味が薄い場面も多いのではないだろうか。

  

ツボ的な反応があると治療箇所として考えてしまいがちだが、そこへの直接刺激で状態を変えることを追うよりも、

本体(腹)をやるための確認地点と割り切ってみる。遠隔治療(と表現しておく)の着目点の違い。

大きく分けると、

1.ツボに反応あるから、そこを治療点として他を治す。

2.ツボに反応あっても、そこはあくまで反応確認地点として、腹の対応箇所を治療する(腹も探る)。

ここでの話は按腹治療なので、この場合は2となる。

 

万事に当てはまるとは思えないが、このような視点で変化を感じる場合は少なくない。

 

 

腹に何かを抱えたままではいけない