■腰痛

「腰」は「肉づき」と「要」からなっています。
「要」は扇の要でそこが壊れると全体が壊れる。従って「腰」は「体の中で、とても重要な部位」という意味になります。  東洋医学では、「腰は腎の府」とされています。腰は「腎」を守る大切な器の役割を果たしているという意味です。「腎」は泌尿器系だけでなく生命エネルギーの根本になるところです。日本語では「腰くだけ」「逃げ腰」「へっぴり腰」「および腰」等の言葉が「腎」が弱って精神力・気力が低下している状態を表しています。
 また、「腰」がしっかりして、精神・気力が充実して本気になれる状態は、「本腰を入れる」「粘り腰」「二枚腰」「腰を据える」等の言葉で表されています。
■暖めるの?冷やすの?
 腰痛は急性期の痛みは冷やします。
 おおよそ2〜3日程度冷やした後、暖めるケースが多いです。
 坐骨神経痛などは暖めますので、どちらにするのかわからない場合は専門家の指導が必要です。
■腰痛の原因
 下肢−下肢の左右差
 内蔵−胃腸の違和感、腎臓結石、尿管結石、婦人病、大動脈瘤、悪性腫瘍
 背中−椎間板ヘルニア、圧迫骨折、脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、悪い姿勢
 精神−不眠、自律神経関係
■必要検査
 レントゲン撮影、CT、MRI、血液、骨量測定、脊髄造影検査
■治療法
 鍼灸・マッサージ・運動療法・牽引、コルセット−骨盤を固定して腹筋や腰背筋の役割を補足し、負担を和らげる
 湿布−急性期の激しい痛みには冷湿布、慢性的な痛みには温湿布が効果的
 温熱−慢性の腰痛には、患部を暖める


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