| パソコン病の考察 |
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| 東洋鍼灸院 田中俊男 |
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| 問題提起: |
最近、臨床でパソコン病と思われる人が急増している。インターネットの発達で24時間体制で仕事をしている会社 |
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もあり、今後このままでいくと人体に対して悪い影響が懸念されるのでここに考察する。 |
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| 症状: |
パソコン病と思われる方の症状は4つである。 |
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1.眼の疲れ |
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2.首のこり(C2-3のこり) |
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3.肩こり(肩甲骨上角のこり) |
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4.腕のこり(前腕屈筋群−正中神経の領域のこり) |
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| 説明: |
1.眼の疲れ |
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長いコンピュータ仕事では目が最初にやられる。 |
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その影響で偏頭痛も起こす。 |
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ひどいケースでは結膜炎を起こし、目が真っ赤になる。 |
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急激な視力低下、記憶力低下、電磁波などの問題もある。 |
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2.首のこり |
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肩甲挙筋の起始停止である、C2-3の横突起によく反応がでる。 |
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C2-3のこり |
左右差があったり、胸鎖乳突筋が緊張していると治りにくい。 |
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天柱・風池よりもよく反応が出る。 |
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肩甲挙筋は僧帽筋の下なので分かりにくいが |
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起始・停止で判定する。 |
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3.肩こり |
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肩甲上神経の経路や上切痕など治療ポイントは多い。 |
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肩甲骨上角 |
前鋸筋、肩甲下筋などの肩甲骨の動きに関して影響の大きい |
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筋肉なども肩甲骨のリフトで治療しておくことがポイント。 |
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特に、大円・小円筋の反応に注目。 |
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腋窩神経支配も見ておく。 |
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4.腕のこり |
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浅指屈筋と深指屈筋に挟まれている正中神経の治療は |
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正中神経 |
橈尺骨を意識して治療しないとうまくいかない。 |
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深指屈筋を治療できて初めて、正中神経に刺激が伝わる。 |
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合谷や骨間にも注意を払う。 |
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| 考察: |
今後増えると思われるパソコン病だが、現段階で有効な治療は上記の4点を治療することである。 |
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この4点はどれ一つはずせないものであり、networkをもっている。 |
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基本的には目が疲れ、クリックなどで前腕屈筋が酷使され、肩甲骨の動きが悪くなり、肩甲挙筋が働かなくなり、 |
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C2-3の横突起のところで首がゆがむ。眼との関連もあるのでここで眼の疲れとあわさり、悪循環が始まる。 |
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ではどこからこの悪循環を切ったらいいのか。 |
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前腕の屈筋だと思う。 |
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肩甲骨だけ治療してもすぐ症状が戻ってしまうのに対して、屈筋の場合は治療効果が長いように思う。 |
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もちろん首のゆがみに対してはadjustは必要であるが、networkの全体像がわかり、治療するといい結果が出せる。 |
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一つ不安なのはこういう治療をしないで青少年達が精神的に異常をきたす可能性を否定できないことだ。 |
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ひどい患者になるとノイローゼ状態で自殺を訴えてくるからこのパソコン病の先行きに関しては注視している。 |
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