| 腸と体調 |
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| 東洋鍼灸院 田中俊男 |
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| 問題提起: |
「今日は体調がいい。」とか「今日は体調を崩している。」一体何を基準にしているのでしようか? |
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以前に自分の体で実験したときの様子と多くの方の言葉の中にそのヒントを捜す。 |
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| お話: |
ある野球選手は「朝起きてトイレに行くこと以外考えない。スッキリするとその日は勝つが、 |
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便秘だと負ける。」のだそうです。 |
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体調がいいと言うのは、長年の経験から、「腸の調子」なのではないかと思います。 |
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ある作曲家は「腸の調子が良いとトイレで曲が浮かぶ。」といい、あるホテルマンは |
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「朝からお客様にいい顔を見せるために、夜のおつきあいはしない。」と言い、 |
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いかに朝、腸をスッキリさせるかがポイントのようです。 |
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私の場合、仕事柄治療中に失礼してトイレに行くというのはとても困るので、 |
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何を食べたら体調がよく、集中出来るか実験してみたところ、 |
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「そば・ごぼう・コーヒー・バナナ」 でした。 |
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| 考え方: |
一日一回は便秘です。 |
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体調のいい人の聞き取り調査をしたところ、「朝だけでも2回は出る。起きたらすぐと朝食後。 |
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それ以外、昼夜で食後に一回ずつ。食後10分以内。」 |
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「こんな状態なので友達と食事に行くとカッコワルイ。」 しかし、これが本来の腸の働きです。 |
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口の中で食べ物を噛むと胃腸も消化のための準備をしています。 |
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食事と腸の関係を注意深く観察していると「今これをこれだけ食べたら、何時間後には |
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こんな状態で腸が反応する。」ということが分かります。さあ、実験してみて下さい。 |
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出ないから食べる? |
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よく便秘をしていて、「ところてん方式で食べれば出る。」とお思いの方がいらっしゃいます。 |
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これは逆で、基本的に便秘は腸の働きが悪くなっている状態なので、「仕事をさせない。 |
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胃腸を休ませる。食べない。」というのが正解。では、解決法は・・・ |
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1.便秘薬は−腸を動かしたり、水分を多くしたり、便を軟らかくしたりと便秘薬も色々。
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2.運動不足−歩くだけで便秘は解消するように出来ていますが、左脚だけの片足の |
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ジャンプで股関節の刺激を与えましょう。 |
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3.でもだめ−病院の大腸内視鏡でねじれとか長さ、炎症の有無を見ていただきましょう。
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| 治療法: |
1.按腹 |
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2.左足ジャンプ(左股関節、直腸・S字結腸への刺激) |
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| 便秘薬: |
■刺激性下剤 |
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腸を動かす |
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ダイオウ、センナ、アロエなどやフェノバリン、ビサコジルなど。 |
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■浸透圧下剤 |
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腸内の水分を増やし下痢を起こさせる |
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硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、酸化マグネシウムなど(塩類)。 |
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■膨張性下剤 |
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水分を吸収して大容積で大腸を刺激 |
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■浸潤性下剤 |
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大腸内の固い便の塊を柔らかくする |
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浣腸と座薬・直腸を直接刺激して排便を促す |
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浣腸にはグリセリンや薬用石鹸を使い、効果は即効的。 |
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| 雑録: |
「不食」山田鷹夫著について |
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