| 体のこりと歴史 |
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| 東洋鍼灸院 田中俊男 |
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| 初めに: |
長年、背中の治療をしていると「どんな人生を歩んできたか」わかることがある。 |
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ある方の体のこりをもとに、そこから何が読み取れるか検証したい。 |
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| 体の状態: |
1.左肩こりが3−4年 |
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2.右肩こりが7−8年(芯のあるこり) |
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3.右前腕のこりが昔は使ったが、今はそんなに使っていない |
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4.左前腕のこりが右の倍ひどい−現在使っている |
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5.背中の胸椎9−11番の右のこりが10年−刺激物の摂取 |
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6.背中の胸椎9−11番の左のこりが10年−甘い物の取りすぎ |
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7.背中のこりから「外食」10年と推測 |
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8.左腰痛−普段は辛くないだろうが生理の時に痛くなりそう |
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9.体の使い方が間違っている−筋肉の質と使い方−下記参照 |
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10.やや右の背中のこり−お酒を飲むかどうかはわからないが飲むとすれば強い。 |
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(大体硬さを見るとその経過年数がわかる。) |
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| 筋肉の質: |
人間には持って生まれた筋肉の質があり、この性質を間違えて使うと大変なことになる。 |
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たとえ話でよく、「ライオン」と「小鳥」の話しをする。 |
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「ライオン」は一辺に満腹になるまで食事をして、あとは次の餌まで寝ている。 |
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「小鳥」は一辺には食べられないから、ちょこちょこ食べる。 |
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人間の筋肉の質も似たような所があって、何でもまとめてやってあとは休息を取ればいい人と、 |
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一辺には出来ないが少し休みを取りながらやると、かなり長期間出来る筋肉の質がある。 |
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100m走とマラソンを考えればわかる。 |
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同じ走ることでも体型も筋肉の質も全く違う。 |
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マラソンの方は100mをそんなに早くは走れないし、100mの方は42.195kmなど続かない。 |
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結局、筋肉の質によって、決められている。 |
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これはほとんど先天的である。 |
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色々な方の体を見ていると、若いときは自分の筋肉の質に気がつかないから、 |
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倒れるまで無理をしている方が多かったり、たまたま上司の筋肉の質が「ライオン」で自分が「小鳥」の場合 |
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上司の命令のままに動くと体をこわす。 |
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| どう読むか: |
まずは外食10年ということは、今までは親もとにいたが家を出たか |
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さもなければ、仕事が忙しくなって家で食事を作れなくなった。 |
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外食の場合は刺激物が多く、家で食事をしている方と背中のこりが明らかに違う。 |
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(自宅で刺激物を食べていけば、外食の反応と同じ。) |
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右肩に古いこりがあり、左腕のこりが現在形であることから、7−8年まえに仕事を始め、 |
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右を使っていたがつらくなり、ここ3−4年で左に変えたのである。 |
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こりのパターンがパソコン病であるから、マウスを持ち替えたのであろう。 |
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上司が「ライオン」の筋肉の質の方でかなり、色々と命令を聞くうちに、自分の体の異変に気がつき、 |
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ストレスもたまり、やや右の背中に反応があるのでお酒も覚えた。 |
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左の背中(甘い物取りすぎ)もこりがあるから、飲む機会は多いのであろう。 |
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左の腰に関しては背中よりひどくないので、生理の時にでるかどうかわからないが、でるととすれば、 |
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左腰痛しかでないと思う。 |
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筋肉の質は「小鳥」だが、疲れ方を見ると「ライオン」の使い方である。 |
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おそらく上司の筋肉の質が「ライオン」でかなり頑張ってやってきたのだろう。 |
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ここにきて体が辛くなり、色々と治療を受けたのであろう。 |
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どんな治療を受けてもまた元に戻るので、あきらめていたのかもしれない。 |
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| 治療法: |
こういう場合の治療法は下記のとおりである。 |
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1.刺激物の摂取・外食を控える。 |
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2.自分の筋肉の質は「小鳥」だから、自分のペースで体を使う。 |
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3.お酒を控えれば左腰痛は軽くなると思う。 |
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このままいくと「便秘・アトピー性皮膚炎・のどが弱くなる。」等の症状に悩まされるだろう。 |
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