| 望診について |
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| 東洋鍼灸院 田中俊男 |
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| 初めに: |
望診とは「望んで診る」事だが、西洋医学的な「視診」とは少し違うように思う。 |
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以前伺った話だが、名医は患者が自分の前に座るまでに病名を確定しているという。 |
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診察室に入るまでの様子、歩き方、動作、声の感じ、顔色・・・ |
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経験豊かな医者は自分の感覚を最大限使い、患者を観察して病態を把握したことだろう。 |
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漢方には体の中の状態が体表に現れるという考え方がある。 |
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胃が悪い場合、胃の反応点が硬くなったり、心臓の調子が悪いときに心臓の反応点が過敏になったり、 |
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体表だけでなく、舌や顔にも出るとされている。 |
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今回は「望診」に関して、話を進めてみたい。 |
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| 古典から: |
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上記の図や写真は古典で言われている望診である。 |
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何とも不鮮明かつ大雑把なので、何とも言いようがないが、昔の方が顔を見て臓器の反応を |
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どん欲に探ろうとしたことだけはわかる。 |
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| 研究: |
今回The Bi-Digital O-Ring Testの大村教授から、望診に関しての講義を伺い、それをもとにして |
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病名確定へのアプローチ、治療が出来たケースがあったので報告したい。 |
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右の写真はある方の鼻唇溝である。 |
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とても深い鼻唇溝が両側にでき、鼻から口まで伸びている。 |
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ここは大村教授に、「心肺機能」と教えていただいた。 |
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以前にアメリカ副大統領のチェイニーさんも深い鼻唇溝で「心臓は大丈夫?」 |
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と思っていたら、OPEをした。 |
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右図の方も負けないくらい深い。 |
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おそらく20年や30年は肺や心臓への負担が続いていたのであろう。 |
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| 治療法: |
実際に患者さんを調べてみると肺や心臓がかなり悪い。 |
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病院で「肺気腫」との診断であった。 |
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時々、「酸素吸入」をするとのことである。 |
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この患者さんは内科の先生にお願いをして、抗生剤を出していただいた。 |
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| 最期に: |
大村教授から教えていただいた顔面の臓器代表領域は、著作の問題があるので出せないが |
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それをもとに患者さんの顔をよく見るととても顔面に多くの情報があることに気がつく。 |
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肝臓や腎臓、膵臓や前立腺などとても顔面に反応が出やすい臓器が多い事を学んだ。 |
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最近雑誌やテレビを見ていても、どうしても顔ばかりに眼がいってしまう。 |
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「この方の肝臓は大分悪いなぁ。」「前立腺わるいんじゃないかなぁ。」 |
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「心臓に負担がかかっているから大変な重圧なんだろうなぁ。」 |
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どうしてもそういうところに眼がいってしまう。 |
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先日のある俳優さんを見ていて顔面診断で悪いところを見つけ、その後数ヶ月後にその病気で |
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入院したと聞いて、「やはり・・・」と思ってしまった。 |
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改めて大村教授の研究の凄さに敬服してしまう。 |
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これこそがまさに「望診」ではないだろうか。 |
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さて右の方のお顔をどう思いますか? |
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